被害者側交通事故専門弁護士によるブログ
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被害者側交通事故専門弁護士として、様々な損保会社(共済会社)と、日々交渉を重ねておりますが、その中で私が感じた損保会社等の対応を中心に、守秘義務に反しない限りでお伝えしていこうと考えております。
幸いにして、多くの保険会社担当者の方々から弁護士丹羽やにわ法律事務所に対する高いご信頼をいただき、その信頼関係のもとで適切な交渉を行っていることがほとんどですが、残念ながら、まだまだひどい対応をする保険会社や担当者がいることは事実です。
その中でも悪質性・社会的影響が特に高いと思われる対応をご紹介していきます。
交通事故の被害に遭い、実際に損保会社等と交渉をされている方ばかりでなく、自動車保険に加入しておられる方々にもご覧いただき、事故を起こされたとき、最も大切な被害者への保険金支払いの場面で、ご自身が加入されている損保会社が、実際にどのように被害者に対応しているか知っていただけたら幸いです。
上記趣旨、及び、事実上担当部署により支払い額に違いがございますので、損保会社名及び担当部署は支障のない範囲でできる限り具体的に挙げていきたいと思っております。
また、交通事故被害者の方々に適正かつ正当な被害回復を図っていただくために、損保会社の対応だけでなく、経験や専門的知識に基づいた交通事故被害者の方にとって役立つ実務的な情報を惜しみなく提供して参ります。
交通事故被害者の方のみならず、被害者側交通事故事件に携わる弁護士・行政書士の先生方、医師・柔整師の先生方の実務にも役立つ情報も積極的に開示し、交通事故被害案件全体の質の向上に努めて参ります。
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脊柱変形(椎体圧迫骨折)の逸失利益の主張方法について(名古屋高裁令和5年9月29日判決に基づいて)
自賠責8級相当認定の腰椎圧迫骨折の被害者の主に逸失利益が争われていた事案につき、令和5年9月29日名古屋高等裁判所において判決が下されました。 結論としましては、原審認定どおり(控訴・附帯控訴いずれも棄...
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当事務所では設立当初から、頚・腰椎打撲・捻挫等のいわゆるむち打ち損傷による後遺障害等級14級9号の一般的認定要件として、通院実績、症状の一貫・連続性、症状の重篤・常時性、画像所見の要件に加え、事故態様...
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本件の顛末です R5.9.14追記 本抗議書面を送付した4日後(土日を挟んでいます)の令和5年9月11日、担当者から早々に連絡があり、正式な謝罪をいただき、先の請求分について現状で支払えるものは早々に支払ってい...
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(HP https://parupunte-life.com/archives/23005 より引用) 重大な死傷結果をもたらす大型トラックによる左折巻込み事故が多発しており、これを防止するため、改正道路運送車両の保安基準の施行により、令和
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異議申立の結果・下肢機能障害併合9級相当から併合7級相当に上がった事案のご紹介
骨盤骨折後の下肢の機能障害の後遺障害で、異議申立により、被害者請求時併合第9級相当から併合第7級相当に上がった事案をご紹介いたします。 異議申立にあたって 被害者請求時には、『左足関節及び左足指の機能...
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紛争処理申請の結果・顔面部の線条痕が「相隣接」するとして、非該当から第12級14号に上がった事案のご紹介
当事務所では、自賠責保険に対する異議申立によっても適正な後遺障害等級認定を受けられていないと考えられる場合、積極的に一般社団法人自賠責保険・共済紛争処理機構に対し紛争処理申請を行っています。 顔面部...
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異議申立の結果・脊髄損傷第3級3号から第2級1号に上がった事案のご紹介
当事務所では設立以来、自賠責保険での後遺障害認定、特に異議申立に力を注いでおりますが、今回、脊髄損傷後の下肢機能の麻痺(対麻痺)の後遺障害で、異議申立により、被害者請求時第3級3号から第2級1号に上が...
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弁護士費用特約をご確認いただく内容や範囲についてです。 弁護士費用特約は、限度額まで弁護士費用を保険で支払ってくれるので、依頼者様が弁護士費用を自己負担することなく、安心して弁護士に依頼ができ、弁護...
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60歳以上はむち打ちで後遺障害認定を受けられないのでしょうか
本日、いわゆるむち打ち損傷を負った80歳代の方から、「インターネットで、60歳代以上はむち打ちで後遺障害認定を絶対受けらないという記載を見たが本当か。」という問い合わせをいただきました。 弁護士丹羽はそ...
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EDR及びCDR業務の中止、並びに、CDRアナリスト・テクニシャン資格を返上しました。
当事務所では従前よりイベントデータレコーダー(EDR)及びそのデータを抽出するクラッシュデータリトリーバル(CDR)について、本HPを通じて詳しくお伝えして参りましたが、弁護士丹羽は本日令和5年7月5日をもち...
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- 脊柱変形(椎体圧迫骨折)の逸失利益の主張方法について(名古屋高裁令和5年9月29日判決に基づいて)
- 神経症状14級9号の認定要件として事故態様も加味されます
- 日新火災の看過できない対応について(顛末記あります)
- 大型トラックによる左折巻込み事故を防ぐために
- 異議申立の結果・下肢機能障害併合9級相当から併合7級相当に上がった事案のご紹介
- 紛争処理申請の結果・顔面部の線条痕が「相隣接」するとして、非該当から第12級14号に上がった事案のご紹介
- 異議申立の結果・脊髄損傷第3級3号から第2級1号に上がった事案のご紹介
- 弁護士費用特約の確認範囲についてです
- 60歳以上はむち打ちで後遺障害認定を受けられないのでしょうか
- EDR及びCDR業務の中止、並びに、CDRアナリスト・テクニシャン資格を返上しました。
- 令和5年6月の当事務所の新規相談枠の削減・停止についてです
- SBI損保の問題のある対応について(顛末記あります)
- あなたのドライブレコーダーは大丈夫ですか?
- (公財)東海交通遺児を励ます会『第51回中学を卒業する交通遺児を励ます集い』で講話を述べさせていただきました。
- 中部交通共済の不当な柔道整復(接骨/整骨院)通院の有効性・相当性の判断
- (公財)東海交通遺児を励ます会『第55回交通遺児を励ます大会』に出席いたしました。
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保険会社や病院の不適切な対応から専門家向けの高度な知識など、交通事故被害者にとって重要な情報を惜しみなく提供し、被害者側交通事故賠償実務の発展・向上に努めています。