被害者側交通事故専門弁護士によるブログ
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被害者側交通事故専門弁護士として、様々な損保会社(共済会社)と、日々交渉を重ねておりますが、その中で私が感じた損保会社等の対応を中心に、守秘義務に反しない限りでお伝えしていこうと考えております。
幸いにして、多くの保険会社担当者の方々から弁護士丹羽やにわ法律事務所に対する高いご信頼をいただき、その信頼関係のもとで適切な交渉を行っていることがほとんどですが、残念ながら、まだまだひどい対応をする保険会社や担当者がいることは事実です。
その中でも悪質性・社会的影響が特に高いと思われる対応をご紹介していきます。
交通事故の被害に遭い、実際に損保会社等と交渉をされている方ばかりでなく、自動車保険に加入しておられる方々にもご覧いただき、事故を起こされたとき、最も大切な被害者への保険金支払いの場面で、ご自身が加入されている損保会社が、実際にどのように被害者に対応しているか知っていただけたら幸いです。
上記趣旨、及び、事実上担当部署により支払い額に違いがございますので、損保会社名及び担当部署は支障のない範囲でできる限り具体的に挙げていきたいと思っております。
また、交通事故被害者の方々に適正かつ正当な被害回復を図っていただくために、損保会社の対応だけでなく、経験や専門的知識に基づいた交通事故被害者の方にとって役立つ実務的な情報を惜しみなく提供して参ります。
交通事故被害者の方のみならず、被害者側交通事故事件に携わる弁護士・行政書士の先生方、医師・柔整師の先生方の実務にも役立つ情報も積極的に開示し、交通事故被害案件全体の質の向上に努めて参ります。
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三井住友海上火災保険四日市保険金お支払センターの問題のある対応について
先ほど、三井住友海上火災保険四日市保険金サービスセンターにおいて、弁護士の代理業務の独立性と秘匿性を阻害しかねない言動があったので報告します。 内容は、弁特対応担当者を利用して、相手方保険会社側がこ...
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自賠責保険での後遺障害認定の方法について、事前認定(自賠法15条)と被害者請求(同16条)の2つの方法があることは、最近では良く知られており、弁護士丹羽は従前より弁護士向けのゼミや勉強会、講演等で、事前の...
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被害者が死亡した場合や重度の後遺障害を負った場合、国民/厚生年金から遺族/障害年金が支給されます。 また、通・退勤/業務中の交通事故の場合、労災事故として遺族/障害年金も併給されます(厚生年金が支給...
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当事務所では、自賠責保険(共済)での後遺障害認定につき、異議申立によっても不服がある場合、一般財団法人自賠責保険・共済紛争処理機構(以下、「紛争処理機構」といいます)での調停(紛争処理)を申立てる...
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先の「○○は請求出来ますか?とのご質問について」のブログでご説明した点と同様に、健康保険の利用についてもステージに応じた説明が必要になり、このことが被害者の方々の理解を妨げる要因になっていますので、...
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被害者側交通事故専門弁護士として、被害者の方から非常に良く、「○○は請求できますか。」というご質問をいただきます。 もちろん、どんな支出であっても(支払われるかは別として)請求すること自体はできますの...
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死亡事故で将来老齢基礎・厚生年金の逸失利益の請求を忘れていませんか。
本日、既に他の弁護士に委任をされている会社員の夫(50代後半)を交通事故で亡くした方のご相談があり、作成された損害の算定書を見せていただきましたところ、将来老齢基礎・厚生年金についての死亡逸失利益が請...
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交通事故を手掛ける弁護士や法律事務所が激増し、LINEや電話で気軽に相談や依頼ができる法律事務所も増えているようで、弁護士がより身近になってきたことは大変喜ばしいことです。 他方、近時、当事務所では既に...
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自賠責保険での後遺障害等級認定の方法として、被害者が直接自賠責保険に申請する被害者請求(自賠法16条に基づく請求なので、賠償実務上「16条請求」ということもあります。なお、相手方任意保険会社が申請...
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脊柱変形(椎体圧迫骨折)の逸失利益の主張方法について(名古屋高裁令和5年9月29日判決に基づいて)
自賠責8級相当認定の腰椎圧迫骨折の被害者の主に逸失利益が争われていた事案につき、令和5年9月29日名古屋高等裁判所において判決が下されました(自保ジャNo.2163p47)。 結論としましては、原審認定どおり(控訴...
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保険会社や病院の不適切な対応から専門家向けの高度な知識など、交通事故被害者にとって重要な情報を惜しみなく提供し、被害者側交通事故賠償実務の発展・向上に努めています。
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損保ジャパン名古屋保険金サービス第二課担当者による、兼業家事従事者(専従者)の休業損害に関する主張について
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独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)名古屋主管支所様と意見交換会を実施いたしました。
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左橈骨近位端骨折後の左肘部痛事前認定非該当につき、異議申立てにより第14級9号の認定を受けた事案のご紹介です。
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右股関節脱臼骨折後の可動域制限異議申立て第12級7号認定につき、紛争処理申請により第10級11号が認定された事案のご紹介です。
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名古屋市内の特定法律事務所依頼中の方の無料相談お断りについてです
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国民共済coopの度重なる回答遅延について(顛末記あります)
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子どもや若年独身者の死亡慰謝料の基準を見直すべきです
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㈱光文社様「FLASH」年末年始特大合併号(令和6年12月24日発売)記事掲載
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ドライブレコーダー映像・音声データの改ざんについて
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相談センターの示談あっ旋と紛セの和解あっ旋の違いについて