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弁護士丹羽が微力ながら支援を申し上げ、本年度から評議員の末席に名を連ねさせていただいております公益財団法人東海交通遺児を励ます会の会報「はばたけ」100号記念号が、令和7年10月1日に発刊されました。
はばたけ100号記念号はこちら

東海交通遺児を励ます会は、昭和44年に発足し、今年で56年目を迎えましたが、この100号記念号では創立からこれまでの歴史を歴代理事や元参加者の方々のお話や写真で振り返る、会の歴史がまとまったメモリアルな読み応えのある素晴らしい内容となっております。
はばたけの記事作成・編集を担ったOB・OGの皆様大変お疲れ様でした!

昔の行事の写真を見ると、現在に比べ参加者の多さにとても驚くとともに、関係各所の方々の普段の努力で、死亡事故が減っていることに大変安堵しています。
ただ、まだまだ励ます会の存在が知られていないことや、存在は知っていても参加をためらっておられる方もいらっしゃると思います。

励ます会では、交通遺児が小学校入学・中学校卒業時の祝い金(10万円/15万円)の支給や、ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、グランピングなどへの旅行、スポーツ観戦や水族館見学などの招待行事、クリスマス会や保護者会など各種行事を実施しています(今後の行事予定はこちら)。
これらの原資はすべて尊い寄付金で賄われ、すべて無償で参加できますので、周囲に親を交通事故で亡くした遺児や保護者がいらっしゃる方は、是非一度同会のHP(こちら)をご覧いただき、HPから事務局にお問い合わせいただければ幸いですし、このHP上部右側のメールフォームからご連絡いただいても結構です。

また、先日このブログ(こちら)でもお知らせしました、内河惠一先生のインタビュー記事も掲載されています。
内河先生は子供達へのエールとして、こんなお言葉を述べておられます。

『人間関係を大切にしてもらいたい。コミュニケーションを取ればルールなんていらない。一緒にやる事は大切でどんな意見も受け止め、良い・悪いは無く、できない人の所にさりげなく行き一緒に考え取り組めば自分が責任をとる覚悟が芽生えてくる。
 自分の態度を相手の立場になって考え対応すれば、相手の対応も変わってくるので人間関係が円滑になり、社会貢献へと繋がれば良いこと。
 子ども達の可能性は秘めている。子ども達にどう影響を与え、対等に伝え話せるか。この先駄目な時には、どうするか考え乗り越えたくましく生きてほしい。』

長きにわたる弁護士人生を、一貫して「弱者」に尽くしてこられた先生にしかお話しできない、含蓄に富む深いお言葉だと思います。
はばたけを編集されたOB・OGの皆様におかれましては、先生のお話をしっかりと受け止め理解し、良くまとめたなあと本当に感心しました。

今月18日に名古屋マリオットアソシアホテル・バーゴラで予定されています「ふれあい懇親会」には、私も知り合いの税理士兼FPの先生とともに参加し、保護者の方々に法律面のみならず、家計や資産運用、社会保障などのお困りごとについてアドバイスをさせていただければと存じておりますので、保護者の皆様におかれましては奮ってご参加ください。


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