seminar

 当事務所弁護士丹羽洋典は、平成28年から愛知県弁護士会に弁護士登録をしたばかりの新人弁護士向けに、「交通事故事件の基礎的留意点~被害者側代理人の立場から」と題して、以下のとおり、被害者側交通事故事件の勉強会の講師を務めています。

 平成28年(67期)・8班 平成29年(68期)・3班、7班 平成30年(69期)・3班 平成31年(71期)・1班 

 交通事故賠償実務は専門・特化された実務的慣行にしたがって流れているので、交通事故事件で十分な代理人活動をするためには、一般的な法律知識だけでなく、実務的慣行を理解しておくことが重要であること、また、被害者側代理人は、加害者側保険会社代理人と異なり、適正な後遺障害の認定を受けるために医学的な専門的知識が重要となること、健康保険や労災・年金保険などの各種社会保険制度の適用や、複雑な損害保険関係を整理するために、社会保険制度や損害保険法にも精通しておく必要があることを具体的に説明したうえで、法律相談の際の注意点や各場面で問題になる点を解説いたしました。
 また、司会役を務めていただいた損保会社顧問の弁護士の先生と、一つの問題点に対し、被害者側・損保会社側の立場から意見を述べ合うことで、実務的な非常に高度な議論ができ、大変有意義な講義を行うことができました。


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