被害者側交通事故専門弁護士によるブログ
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被害者側交通事故専門弁護士として、様々な損保会社(共済会社)と、日々交渉を重ねておりますが、その中で私が感じた損保会社等の対応を中心に、守秘義務に反しない限りでお伝えしていこうと考えております。
幸いにして、多くの保険会社担当者の方々から弁護士丹羽やにわ法律事務所に対する高いご信頼をいただき、その信頼関係のもとで適切な交渉を行っていることがほとんどですが、残念ながら、まだまだひどい対応をする保険会社や担当者がいることは事実です。
その中でも悪質性・社会的影響が特に高いと思われる対応をご紹介していきます。
交通事故の被害に遭い、実際に損保会社等と交渉をされている方ばかりでなく、自動車保険に加入しておられる方々にもご覧いただき、事故を起こされたとき、最も大切な被害者への保険金支払いの場面で、ご自身が加入されている損保会社が、実際にどのように被害者に対応しているか知っていただけたら幸いです。
上記趣旨、及び、事実上担当部署により支払い額に違いがございますので、損保会社名及び担当部署は支障のない範囲でできる限り具体的に挙げていきたいと思っております。
また、交通事故被害者の方々に適正かつ正当な被害回復を図っていただくために、損保会社の対応だけでなく、経験や専門的知識に基づいた交通事故被害者の方にとって役立つ実務的な情報を惜しみなく提供して参ります。
交通事故被害者の方のみならず、被害者側交通事故事件に携わる弁護士・行政書士の先生方、医師・柔整師の先生方の実務にも役立つ情報も積極的に開示し、交通事故被害案件全体の質の向上に努めて参ります。
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当事務所では、早期かつ適正な解決という観点から、過失割合の基礎となる事実関係に大きな争いがない場合や、自賠責での後遺障害認定等級とおりの後遺障害部分の損害を請求する場合などでは、公益財団法人日弁連...
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大分市194km暴走死亡事故で、危険運転致死罪が認められました
令和3年2月に大分市で起きた194km/h暴走死亡事故で、本日令和6年11月28日、大分地方裁判所は、被告人に制御困難高速度運転の適用を正面から認め、懲役8年の実刑判決を言い渡しました。 これまで裁判所は、車線逸...
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危険運転致死傷罪の見直しの評価と大分市の時速194km暴走死亡事故について
弁護士丹羽は、報道機関からの取材を通じて、危険運転致死傷罪(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律2条・3条)、とりわけ車線逸脱のない直線路での2条2号の制御困難高速度運転の適用につ...
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(独法)自動車事故対策機構(ナスバ)名古屋主管支所様主催「介護料受給者等交流会」で、「成年後見制度について」と題する講演を行いました。
自動車事故対策機構様では、交通事故により重度の介護が必要になった方に対し介護料を支給されていますが(詳しくはこちらをご覧ください。)、介護料を受給されている方やそのご家族に対し、毎年交流会を実施さ...
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良い損害保険会社(共済)とは~当事務所での損保会社(共済)ごとの示談成立率について
交通事故を専門的に扱う弁護士として、大変良くご質問をいただくのは、どの損保会社(共済含む、以下省略します)が良いかという点です。 契約者(被保険者)対応、被害者への支払いや保険料、手続きの簡易さなど...
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「痛いからまだ通院したい」は正しいのでしょうか~通院の必要性と症状固定時期について~
近時、交通事故でいわゆるむち打ち損傷などの捻挫・打撲を負った方に対する相手方任意保険会社による治療費の打ち切りが早まっている印象がございます。 そのため、当事務所にご相談に来ていただいた方から、「ま...
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近時、歩行中や自転車走行中に、相手方自転車運転者からケガをさせられる自転車事故が増えており、当事務所でも対自転車事故の相談が増加しております。 そして、条例による自転車保険への加入義務付けや個人賠償...
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医師や病院の対応について~後遺障害診断書の追記・修正に応じていただけないケース
交通事故人身事故賠償請求実務においては、自賠責保険での後遺障害等級認定の場面はもちろんのこと、医師の先生方に作成いただく診断書の記載内容は、症状内容を裏付ける証拠として極めて重要です。 特に、自賠責...
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一家にひとつは必ず個人(日常生活)賠償責任保険に加入しましょう。
自転車や歩行者が事故に遭い、被害者側にも過失がある場合、相手方加害者の人身及び物的損害を過失割合の範囲で賠償する責任を負います。 特に相手方加害者も人身事故を負った場合や、高額な自動車が損傷した場合...
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近時の我が国の高齢化に伴い、高齢者による加害事故のみならず、被害事故も多発していることは皆さん良くご存じのことと思います。 高齢者の被害事故は、若年者に比して重症化することも多く、適正かつ公正な賠償...
被害者側
交通事故専門弁護士による
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保険会社や病院の不適切な対応から専門家向けの高度な知識など、交通事故被害者にとって重要な情報を惜しみなく提供し、被害者側交通事故賠償実務の発展・向上に努めています。
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損保ジャパン名古屋保険金サービス第二課担当者による、兼業家事従事者(専従者)の休業損害に関する主張について
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独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)名古屋主管支所様と意見交換会を実施いたしました。
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左橈骨近位端骨折後の左肘部痛事前認定非該当につき、異議申立てにより第14級9号の認定を受けた事案のご紹介です。
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右股関節脱臼骨折後の可動域制限異議申立て第12級7号認定につき、紛争処理申請により第10級11号が認定された事案のご紹介です。
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名古屋市内の特定法律事務所依頼中の方の無料相談お断りについてです
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国民共済coopの度重なる回答遅延について(顛末記あります)
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子どもや若年独身者の死亡慰謝料の基準を見直すべきです
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㈱光文社様「FLASH」年末年始特大合併号(令和6年12月24日発売)記事掲載
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ドライブレコーダー映像・音声データの改ざんについて
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相談センターの示談あっ旋と紛セの和解あっ旋の違いについて